【法定接種対象者】
生後2か月~5歳に至るまでの間にあるお子さん

【接種回数・接種間隔】
接種開始月齢により、接種回数と接種間隔が異なります。
接種回数と接種間隔について
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【ヒブとは】
 Hib感染症は、ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(冬に流行するインフルエンザとは全く別のものです。)という細菌によって発生する病気です。ほとんどが5歳未満で発生し、特に乳幼児で発生に注意が必要です。
 主に気道の分泌物により感染を起こし、症状がないまま菌を保有(保菌)して日常生活を送っている子どもも多くいます。この菌が何らかのきっかけで進展すると、肺炎、敗血症、髄膜炎、化膿性の関節炎等の重篤な疾患を引き起こすことがあります。Hibの感染による重篤な疾患として、肺炎、髄膜炎、化膿性の関節炎などが挙げられ、これらを起こした者のうち3~6%が亡くなってしまうといわれています。また、特に髄膜炎の場合は、生存した子どもの20%に難聴などの後遺症を残すといわれています。