平成17年度から平成21年度まで、積極的勧奨を見合わせていたことに伴い、平成23年5月20日に法改正がなされました。
お子さんの年齢により、接種年齢や期限が異なります。詳しくは下記をご覧ください。
※平成25年度より、2期(1期3回が終了している9歳以上のお子さんが対象)についても、接種勧奨を順次再開しております。

◎通常勧奨の対象者(平成19年4月2日以降に生まれたお子さん)
【接種期間】
1期:生後6か月から7歳6か月に至るまでの間
2期:9歳以上13歳未満
※3歳から4歳の間(標準的な接種時期)に1期初回を受けましょう。
※平成19年4月2日から平成21年10月1日に生まれたお子さんは、9歳以上13歳未満の間に1期の不足分を定期接種として受けることができます。


接種間隔
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◎特例対象者(平成7年4月2日以前に生まれた20歳未満のお子さん)
【接種期間】20歳未満まで
【接種回数】

◆1期不足回数分
(ア)平成23年5月20日以前に1度も日本脳炎予防接種を受けていない場合
上記の平成19年4月2日以降に生まれたお子さんと同様の接種スケジュールとなります。
・1期初回接種は6日から28日までの間隔をおいて2回接種を行なう。
・1期追加接種は初回接種(2回)終了後、概ね1年を経過した時に1回接種を行なう。
※接種間隔は、上記の通常勧奨者と同様です。

(イ)平成23年5月20日以前に初回接種(2回)のうち、1回接種を受けている場合
・6日以上の間隔をおいて、残り2回の接種を行なう。

(ウ)平成23年5月20日以前に初回接種(2回)を受けている場合
・残りの1回の接種を行なう。

◆2期
2期接種は、1期3回の接種が終了している9歳以上のお子さんが対象となります。
平成30年度は、平成12年4月2日から平成13年4月1日生まれのお子さんに、勧奨通知を個別発送しております。2期の接種には1期3回の接種が必要となりますので、まずは1期不足分の接種を進めてください。
また、勧奨通知を送付していないお子さんでも、接種を希望される方は(1期3回の接種が終了している9歳以上のお子さんは)接種可能です。予診票などを発行いたしますので、問い合わせ先までご連絡ください。

【日本脳炎とは】
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスにより発生する疾病で、蚊を介して感染します。以前は子どもや高齢者に多くみられた病気です。突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こす病気で、後遺症を残すことや死に至ることもあります。一般に、日本脳炎ウイルスに感染した場合、およそ1000人に1人が日本脳炎を発症し、発症した方の20~40%が亡くなってしまうといわれています。また、生存者の45~70%に精神障害などの後遺症が残ってしまうといわれています。