【法定接種対象者】
1歳に至るまでの間にあるお子さん

【標準的な接種時期】
生後5月から生後8月の間が標準的な接種期間です。

【結核とは】
結核は、結核菌によって発生するわが国の主要な感染症の一つです。毎年新たに1万8000人程度の患者が発生しており、世界的にみても日本はまだ結核の低まん延国ではありません。
結核菌は主に肺の内部で増えるため、咳、痰、発熱、呼吸困難等、風邪のような症状を呈することが多いですが、肺以外の臓器が冒されることもあり、腎臓、リンパ節、骨、脳など身体のあらゆる部分に影響が及ぶことがあります。特に、小児では症状が現れにくく、全身に及ぶ重篤な結核につながりやすいため、注意が必要です。

【接種の方法】
管針法といって、スタンプ方式で上腕の2か所に押しつけて接種します。接種したところは日陰で乾燥するまで待ちます。